断熱住宅の夏 3 遮熱ペアガラスと夏の南面

「夏は暑い、暑いのは南、南面は日が当たる、開口面積も大きい、だから南面は遮熱ペアガラス」というりくつで遮熱タイプのLOW-Eガラス使用が増えています。しかし、このりくつ、おかしなところがあります。

 

遮熱タイプのLOW-Eガラスは日射透過率が低いので遮熱にはたしかに効きます。効きますが、南面に採用するのは正解かというと多くの場合正解ではないといえます。「遮熱ペアガラスは、直射日光が当たらなければただの断熱LOW-Eガラスといえます」 「日射を入れないのが夏涼しい仕組みはそのまま冬寒い仕組み」になります。

それから、遮熱LOW-E の日射透過率と普通のペアガラスによしずを立てた透過率と、どちらが遮熱性能がいいかというと、よしずです。そんなこともお忘れなく。

「冬暖かい家は夏涼しい」といわれるのは、夏と冬は太陽の光の差し込み方の違いです。「遮熱ガラスの仕組み」を添付しました