改良された工法 新在来木造構法

1.断熱材が効かない構造

通気層があっても気流止めがない場合も断熱材は効かない

 

2.改良された在来工法

床下からの気流を止める
①気密シートで止める
(先張りシート)方法
②床合板で止める方法
 

3.新在来木造構法とは

①在来木造工法の高断熱化技法
②室蘭工大鎌田紀彦教授が昭和60年北海道建築学会で発表
③新在来木造構法として北海道から普及
④高性能グラスウールの充填断熱が基本
⑤オープン工法 誰でもが自由に使える
⑥北海道から関東、関西へ、地域の家づくり

 

4.新在来木造構法の基本4型

充填断熱は天井ー壁ー床に断熱するワンパターン(下図a)のように解説されていますが、現実は違います。北海道や東北の断熱先進地域では、下図のように屋根ー天井、壁ー床の断熱が組み合せが多様に施工されています。これを基本4型と呼んでいます。

①図A 天井ー壁ー床 もっとも省エネ型、寒冷地で多い
②図B 天井ー壁ー基礎 東北では80%がこの型 施工性もよく性能も保持しやすい
③図C 屋根ー壁ー床 基礎断熱ができない北海道のような寒冷地に多い
④図D 屋根ー壁ー基礎 柱、梁など木材を表し、大きな空間が人気。より高断熱が必要

図A 図B
図C 図D
 

ちょっと一言:

暖房エネルギーを計算すると、DはAの70%増しという燃費です。見た目はいいが暖房費もかかる、というのが実態。それを解決するには断熱材の厚みを増し、開口部の性能を上げるなど、ワンランク高い断熱性能が必要です。